テレビアニメ化もされた平尾アウリの人気コミックを、元「乃木坂46」の松村沙友理主演で実写ドラマ化した「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の劇場版。 フリーターのえりぴよは、3年前の七夕まつりで地元・岡山のローカル地下アイドル「ChamJam」の市井舞菜に人生初のトキメキを感じて以来、すべてを舞菜に捧げてきた。パン屋で働いた収入のほぼ全てを「推し」に注ぎ、自分が着る服は高校時代の赤いジャージのみ、24時間推しのことを思い、布教活動にも奔走するなど、推しの存在が生きる活力となっていた。舞菜を推し続けて4年目に突入したある日、「ChamJam」に東京進出の話が浮上する。えりぴよがますます応援に精を出す一方、舞菜は自身の人気が伸び悩んでいることに葛藤していた。 2022年放送のテレビドラマ版に続いて、えりぴよ役の松村主演ほかレギュラーキャストが再結集。「4月の君、スピカ。」の大谷健太郎監督がメガホンをとった。